- Yusuke Kashiwabara
今更アプリつくるのはやめよー
ARの事業説明ってすごく大変で、税理士さんに説明したり、銀行で説明したり、
なかなかみんなが知っていることではないので大変です。
特に今借りている事務所の保険会社なんかに説明した際には、
すごいドヤ顔で、
「おー!それはもうAIを超えてますねー!」
と言われてそこは比べるとこなのではないよなー。その力を利用して発展しているものなんだけどなー。
と思ったけど、わざわざ説明するのをやめた男柏原です。
さて、今回は今更アプリを作るのはやめよーです。
買物や文字・写真情報だけのアプリってこれ以上必要なかなーと思います。
でも、EC事業の拡大のためにアプリを作ったりします。
特にコロナの影響で実店舗がうまき起動しない中、そういった施策に入る企業もいるのではないでしょうか?
ただこれには単純にECが伸びたからと言ってアプリにそれを落とし込む。
という施策ではそもそもそんなに売り上げは伸びないのではないかと思います。
それでは単純に今までのECサイトの顧客が移るだけです。どちらかというと新規の方には参入しにくくなるのと、
運営がECサイトとアプリと2箇所になるので手間や人件費もかかります。
ですのでなぜアプリの開発をするのかよく考えなければなりません。
やる意味のないアプリ開発について考えてみました。
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囲い込み
これはやってはいけません。
例えば一つのアパレルショップがアプリを開発したとします。
例えばパーカーを探していた場合、おそらく多くのユーザーはいくつかのショップの候補を持っていると思います。
なので、サファリ等のインターネットブラウザのお気に入りに入っているブランドから検索をかけます。
そこでわざわざアプリを立ち上げて、検索するかと考えるとすごく疑問です。
サファリであれば一つのアプリを立ち上げて検索すればいくつかのブランド一気に検索できるのにアプリであれば
1つづつアプリを立ち上げて検索するわけです。
普通に考えてこれんなめんどくさいことはやらないと思うので、アプリを入れたからと言って何でもやるわけではないです。
なので囲い込みたい施策としてやるのはあまり利点がないです。
ですのでアプリを入れるからには何か得を設計しなければいけないのですが、ここの施策が間違えている企業が多いのではないかなと思います。
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アプリを入れるメリットになってない
例えばクーポン。アプリを入れるとクーポン差し上げます。
これ以上ファンを馬鹿にしている施策はないのではないか?というくらい僕はこのクーポンが嫌いなのですが、
なんで、ファン側からするとファンになって購入しているのにもかかわらず、さらにアプリ入れろ!そしたら安くしてやるよ。
とかどんだけだよと思いますw
となると新規の獲得のため?とも考えますが、新規の獲得であればアプリを入れるなんて導入のハードル高すぎるだろ!と思います。
アプリを入れる際にこういった囲い込むためにやる施策が一番抵抗感があるユーザーがほとんどなのではないでしょうか?
ですので、逆にアプリではもっと耳寄りな情報を出していくことが重要です。
これは内側でも外側の情報でも関係ないです。
むしろ外側の耳寄り情報を発信している方がユーザーとしてはさらにファンになりやすいのではないでしょうか?
その耳寄り情報を知れたということはそのファンは高確率でそこにやってきます。
ですので、そこから他に行って売り上げが下がるということはなかなかないのかなと思います。
人間騙される!ということに関してはかなり防御体制なので、囲い込まれた情報よりもたまにあのブランド結構面白いことやってるよ!
みたいな情報の方を発信する企業のほうが信用してもらいやすかったりします。
なのでこう言ったDtoC(ダイレクトトゥーカスタマー)の自社が運営するECサイトから消費者に直接商品を販売するビジネスモデルでは
アプリというのは相当なブランディングができてないとあまり効果が期待できないです。
極端にいうとそのアプリを入れていることが自分のライフスタイルになるようなものでないと入れないのです。
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まとめ
そもそもDtoCで販売するのって大きい企業はあんまり向いてないって言われてます。
EC内でのコミニュケーションがきちんと取れているところは成功している事例も多いようです。
例えばきちんとコメントの相互性があ流ということも大事です。
アマゾンで出品している商品なんかもその辺のコメントがしっかりあるところは信用度が高いですよね。
もちろんアプリのコンテンツ的にブラウザでストリーミングでやるには容量の問題がある等は別次元ですが、まさにそう言った通りで
アプリ内でできることっていうのはすごく広がるのことは多いです。
ですが、そのアプリが本当に必要なのか?それはユーザーにとっていいことなのか?考えないと大滑りしてしまします。
今回は今更アプリを作るのはやめよーでした!
ではまた!