- Yusuke Kashiwabara
価格じゃないもので勝負をする
今アメリカでは来年1月までに倒産するレストランが2/3って言われているようです。2/3ってものすごい数ですよね。日本もここまでの数字までいくかどうかはわからないですが、この煽りはかなり受けるのではないでしょうか?
日本も根拠のない要請に従っているととても危険な気がします。どうも柏原です。
今日は価格じゃないもので勝負をするです。
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価格で勝負してないですか?
うちだとこの金額でできます!
他のところよりも安くやります!
もちろんやすいことに越したことはないのですが、ただ安いだけでは相手の不安を煽るだけです。こういった提案はよくあると思いますが、こんな提案ですと足元を見られるだけです。
これは提案というよりは会社の価値を過小評価して出しているようなものなので、
これはもう提案ではなく、笑えない自虐ネタみたいなもの。
例えば、恋のライバルがいたとします。
その相手が恋人候補に対してバラを10本上げたとします。
でもこれに対して、自分がバラを11本あげたとします。
こんなことでは相手の気持ちはこちらに傾くことはないですよね。
まったくこれを同じことを仕事上でやっているようなものです。
なので、価格でない部分に価値を置くことが重要です。
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作業でなく、提案を
恋のライバルで考えた場合、みなさんは一番なにを大事にいたしますか?
おそらく相手との連絡をとり、お互いの趣味を確認したり、相手のことを色々聞きますよね?これはビジネスにおいてもとても大事です。
相手のことをまず知るということがとても大事です。
相手のことがわかってないのに相手が喜ぶ提案はできません。
金額を下げるということだけではなにも思考が働いておらず、ただ単に金額を下げたという
作業をしたまでです。
ここは大事なところですが、作業では価値にはなりません。
相手に頼まれたことをそのままやる。ということでは仕事ではなく、ただの作業です。
仕事というのは提案できること。思考を働かせてクライアントが思っている問題を解決することになります。
この問題を解決するものとして提供するものはモノではありません。
今モノに価値はあまりありません。まずこの情報がありふれた世の中でもはやないモノはほぼないのではないでしょうか?
例えばCDであれば今時それ単体で買う人はいないですよね。
なのでものの価値っていうのはどんどんなくなってきています。
今価値があるものは体験です。
ここでどういう体験をした!体験できるモノに価値を与えます。
提案をする際は体験を含めた案にすることが大事です。
今まで世の中にあるものは体験にはなりません。
なので今まで経験したことないことを提案してあげると良いかと思います。
ということで今日は価格じゃないもので勝負をするです。
ではまたー!