- Yusuke Kashiwabara
頑張ってください!って言ってませんか?
近頃ARのご相談が多方面から増えてきました。
空間デザインやイベントから考えたものなのですが、
それ以外にも色々と相談をいただけるので、とても新鮮です。
色々を面白いことができそうなので、ぜひ楽しみにしておいてください!
ということで今日は頑張ってください!と言ってませんか?です。
これには結構前から違和感を感じていたので、今回書かせていただきました。
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上から目線?
頑張ってください!って言葉よく使いますよね?
例えば、不治の病にかかって入院している方や、会社を転職して新しい環境に変わるかた、
あと被災地の復興のために行動されているかた。
僕も自分で会社を経営する際にも色々な人から言われました。
もちろん納得できることもありますが、なんか人によっては違和感を感じることが多くありました。
自分の中に生まれた気持ちとしてはこんな感じです。
「いや、お前が頑張れよ。」
せっかく頑張ってください。と言って応援してくれている方に対して、失礼じゃないの?と思う方もいるかもしれませんが
このモヤモヤを感じたことがある方もいるのではないでしょうか?
その違和感は何なのかなーと考えた際に頑張ってください!という言葉が、
とても、一方的で上から目線な言葉なのではないかなということです。
不治の病に罹ってしまい、闘病生活を頑張ってください。
であれば、その課題に対して頑張ってくださいという言葉を発した人間は一旦相手を突き放した状態になるわけです。
その頑張るのはお前の課題な。というように聞き取れます。
闘病生活や復興においてこの疎外感はとてもメンタルを削られます。
転職された方でもなんだかもううちの会社とは関係ないね。
みたいなことをいわれたような感覚になります。
この言葉って言われてみないと気づかないのですが、大抵そんな気持ちで言ってないという方は言われたことがないからでしょう。
言葉は人を動かすことができるものなので、ある意味武器にもなり得るものです。
そんなつもりで言ってないとは思えど、相手に伝わってそう伝わってしまえばそれまでなので、
言葉のセレクトはとても慎重に進めなければいけないということです。
ではなんと声を変えればいいの?
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言葉は人を動かす
アドラーの心理学でも言われていることですが、共同体感覚を持って言葉にすることが重要なのかなと思います。
こんな感じで伝えてあげるのではないでしょうか?
「一緒に頑張りましょう!」
この伝え方すごくよくないですか?
こんなこれそれまでの頑張ってください!だと自分の個人的な視点でしかなかったのですが、
この言葉だと視点が複数系になります。
こう言った言葉一つでも伝わり方は違ってきます。
細かいようですが、大体の人は言い方の間違いで、相手を傷つけたり、話が伝わらなかったりするすれ違いが多いです。
ここをうまつくたえられるように意識してみると人間関係もだいぶ変わってくるのではないでしょうか?
ということで今日は頑張ってください!って言ってませんか?でした!
ではまた明日!